歩けば舞う アジアイトトンボ [トンボ目]
湿地周りでは未成熟な「シオヤトンボ」が多く見られた。
木柵や白いものの上を好んで止まっているようだ。
最も数が多く見られたのが、「アジアイトトンボ」。
全長3cmほど、細くて小さいのでじっくり見ないと目に入らない。
未熟なメスは鮮やかなオレンジ色なので、緑の草の中ではよく目立つ。
成熟すると不思議と淡い緑色に変わる。
なぜ未成熟時目立つオレンジ色なのだろうか?不思議。
警戒心は強く近づくとさっと飛んでしまうのだが、意外に逃げないなぁと思っていたらお食事中だった。
メニューはヨコバイの仲間のよう。
オスは鮮やかな青。
目立ちそうだが、意外と緑に溶け込んで気付きにくい。
目の後ろにある小さな眼後紋が瞳のようで可愛い。
羽化したばかりの個体が翅を輝かせて飛んでいく。
体も青や赤に色付かず淡い褐色で見るからに弱々しい。
体の色に近い枯れた草にとまったのは、わかってのことだろうか?
2016年4月25日 埼玉県
トンボ目トンボ科 シオヤトンボ
トンボ目イトトンボ科 アジアイトトンボ
CANON EOS50D EF70-200mm F2.8 L IS USM/EXTENDER EF 1.4×Ⅱ
CANON EOS70D EF100mm F2.8L IS USM
2016-04-26 19:52
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