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クサキリとクビキリギス [バッタ目]

ウスバカマキリを探していて見つけたのが、共にキリギリス科のこの似た者同士。

最初に見つけたのは褐色型の「クサキリ」のメスだった。
卵越冬で成虫は夏から秋にかけて見られ、オスは夜にジー♪と鳴く。
褐色型と緑色型がいる。
クサキリ1026_1.jpg


















ひょうきんな顔付きにお尻の立派な産卵管。
産卵管はまるで剣のようだが戦う武器ではなく、名前の通り卵を産むための大事な役割をしている。
クサキリ1026-1_1.jpg


















もう一種は緑色型の「クビキリギス」のメス。
こちらは成虫越冬で、冬の生き物観察会の常連である。
越冬を終えた暖かな早春の夜 ジー♪と鳴く声は心をウキウキさせる。
クビキリギス1026_1.jpg



























クサキリに比べて頭のてっぺんが尖っているので識別は容易。
口が口紅を塗ったように赤いので血吸いバッタとも呼ばれる。
クサキリも上の写真のように多少口が赤いものもいるので、やはり頭の尖りがポイントだ。
クビキリギス1026-1_1.jpg


















2015年10月26日 東京都
バッタ目キリギリス科 クサキリ、クビキリギス       CANON  EOS70D EF100mm F2.8L IS USM

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