キバラヘリカメムシ 鈴なる [カメムシ目]
谷戸では、マユミの実が豊作である。
昨年はほとんど実らなかったが、今年は小さな木から大きな木までたくさんの実が付き、間もなく赤い種が顔を出す。
と書いたが、その実を撮るのを忘れていた。
実が豊作ならば、その実の汁が大好物の「キバラヘリカメムシ」も久しぶりの大豊作。
10月1日に葉の上にいる幼虫の集団を見つけた。
あちこちの葉にまさに鈴なりだった。
2週間後に行ってみたら、ほとんどが成虫となっていた。
幼虫は黒と黄色でお洒落なデザインだと思うが、個人的にはシックな大人の装いを下から見るのが好きである。
まだ終齢幼虫も見られ、脱皮後の初々しい新成人もいた。
このカメムシの越冬形態は成虫越冬。
集団で越冬するとも言われているが、ぜひその様子を見てみたいものだ。
2015年10月15日 東京都
カメムシ目ヘリカメムシ科 キバラヘリカメムシ CANON EOS50D EF70-200mm F2.8 L IS USM/EXTENDER EF 1.4×Ⅱ
2015-10-17 22:21
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コメント(2)
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雪国ではカメムシが多い年は降雪が多い・・・と。
でも、温暖化に、住宅事情が良くなり、越冬するカメムシが
増えてきたとか。
昔みたいにカメムシで雪の量を想定することは難しいとも
言われています。
さて、今年はどうでしょうか・・・。
by m.tada (2015-10-21 09:02)
m.tadaさん コメントありがとうございます。
カマキリの卵しょうの産み付けられた高さと積雪量の関係は有名ですが、雪国でカメムシが多い年は降雪が多い・・・とは初めて聞きました。
経験則ですね。
この冬は異常気象とも言われていますが、そちらのカメムシ事情はいかがでしょうか?
by hirokou (2015-10-21 23:06)